敬老の日にお花を贈ろう。おじいちゃんおばあちゃんを笑顔にする花束
(2023.11.22 更新)
いつもお世話になっている、おじいちゃんやおばあちゃんに日頃の感謝を伝えられる「敬老の日」。
気持ちを伝えるだけではなく、「いつまでも元気に長生きしてもらえますように」と心を込めて、何かプレゼントを贈りたいと考える方も多いでしょう。
今回は、敬老の日に花束を贈るおすすめの理由や贈り方のマナーとタブーなどを紹介します。おすすめの花や花言葉も紹介するので、ぜひ参考にして、おじいちゃんおばあちゃんに贈ってみてはいかがですか?
敬老の日はいつ?
「敬老の日」は国民の祝日の1つで、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として制定されました。
日付は毎年9月の第3月曜日で、今年は9月19日です。
敬老の日の始まりは、1947年。現在の兵庫県多可町の村で、「老人を大切にし、年長者の知恵を借りて村づくりをしよう」という趣旨で開いた「敬老会」が由来であるといわれています。
その後全国に広がり、1966年に憲法が改正され国民の祝日として「敬老の日」が制定されました。
また、日本だけではなく、おじいちゃん・おばあちゃんに敬意を表する祝日や記念日は以下のように世界各国に存在します。
- 国際連合:毎年10月1日「国際高齢者デー」
- アメリカ合衆国・カナダなど:9月第1月曜日の次の日曜日「National Grandparents Day(祖父母の日)
- 中国:旧暦9月9日(重陽)「高齢者の日」
- 韓国:10月2日「老人の日」、10月「敬老の月」
知ってる?ギフトのマナーとタブー
ギフト選びに迷いはつきもの。そんな中でもギフトとして、避けるべきものがあるのをご存知ですか?
ギフトのタブーとして代表的なものは語呂合わせが多く、例えば「苦」と「死」を連想させる『櫛(くし)』や、縁を切ることが連想される『刃物』などは一般的によくないとされています。
他にも、お花なら、『シクラメン』は「死」「苦」に通じるため、ギフトとして贈るのは避けましょう。
特に敬老の日に贈るものとしては、「死」を連想させるものや「縁起が悪い」ものなどは避けたいですよね。
敬老の日にタブーのお花については、後ほど詳しく紹介していきます。
贈りものにはお花がおすすめ
食べ物や品物、旅行などなど…、敬老の日には何を贈っていいのか迷うかもしれません。
そんな時は、ぜひ花束を贈ってみてはいかがでしょうか。
ここでは敬老の日の贈りものとして、花束がおすすめの理由を紹介します。
花束がおすすめな理由
食べ物や日用品などを選ぶ際、「おじいちゃんおばあちゃんの好みを知らないから、何を選べばいいかわからない…」と悩んだ経験はありませんか。
例えば、食べ物なら「健康に気を使っているかも」、品物なら「すでに持っているかも」と、プレゼントを選ぶ上でいろいろと考えてしまいますよね。
花束のプレゼントなら、そういった悩みの必要なしで、おじいちゃんおばあちゃんに楽しんでもらえるプレゼントを贈ることができます。
また、それぞれのお花には花言葉があるため、「何を伝えたいかでお花を選ぶ」という選び方もおすすめです。
贈るお花の花言葉も一緒に伝えることで、自分の気持ちをより一層深く伝えることができるかもしれません。
もらった時の華やかさも抜群で、飾っている間も空間がパッと明るくなることから、お花を見るたびに気分も明るくなってもらえるでしょう。
そんな花束は、おじいちゃんおばあちゃんを敬う気持ちや、日頃の感謝の気持ちを伝えるために、ぴったりの贈りものだといえるのではないでしょうか。
花束の予算は?
花束を贈る場合、悩むことの1つとして予算が挙げられます。
敬老の日に花束を贈るなら、予算は3000円〜5000円がおすすめ。
予算3000円なら、数種類のお花を入れることができ、ボリュームもさみしくありません。
家庭によくある花瓶のサイズに飾りやすい大きさの花束になることが多いので、カジュアルに贈りものをしたい場合もこちらの予算がベター。
予算5000円なら、種類も本数も多く入れることができ、ボリュームのある華やかな花束ができあがります。
お花の種類にもよりますが、大きさも3000円のものよりひと回りほど大きくなるのが一般的であるため、華やかさを重視する場合は5000円以上がおすすめです。
敬老の日におすすめの花と花言葉
続いて、敬老の日におじいちゃんおばあちゃんに贈るのにおすすめのお花を紹介します。
敬老の日には、秋に旬を迎えるリンドウやコスモス、キキョウといった季節感のある花や、バラやカスミソウ、トルコキキョウなどの定番で華やかなお花を使ったプレゼントがぴったり。
それぞれの特徴や花言葉もお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
リンドウ
秋に旬を迎えるリンドウは、青色や紫色が美しく、シックで落ち着きが感じられるお花です。
古くから日本で親しまれていて馴染み深い花でもあるため、リンドウの入った花束は、秋の季節を感じられる風情ある贈りものとなるでしょう。
和洋どちらのお部屋に飾ってもマッチすることも、リンドウの魅力のひとつです。
さらに、ワレモコウなどの季節の草花と一緒に束ねれば、深い色合いがおしゃれなブーケが完成します。
そんなリンドウは、群生せずに咲く姿から「さびしい愛情」などの花言葉を持っていますが、その一方で、昔から薬草として利用されてきたことから、病気に打ち勝つという由来の「勝利」「正義感」という花言葉も持っています。
健康長寿でいてほしいおじいちゃんおばあちゃんに、その思いを込めてリンドウをプレゼントするのもおすすめです。
コスモス、キキョウ
コスモスやキキョウも、この時期ならではの秋のお花です。
コスモスの花言葉は「調和」「平和」、そしてキキョウの花言葉は「誠実」。
どちらも穏やかな花言葉なので、敬老の日の贈りものとしてもおすすめです。
可憐でさまざまな色があるコスモスや、鮮やかな色味のキキョウは、リンドウと同じく、秋を感じさせてくれるお花。季節感を重視したい方はこちらの花もチェックしてみてください。
バラ
花の女王とも呼ばれる、華やかで、品種・色ともに多種多様なバラ。
バラは初夏が旬だと思われるかもしれませんが、実は、秋にも旬を迎える品種があるのです。
そんな秋のバラも、敬老の日のプレゼントとしておすすめです。
お花の直径は2〜15cmと多様で、色もたくさんあるので、おじいちゃんおばあちゃんを思い浮かべながらぴったりのバラを選ぶのも、オリジナルで粋な贈りものになることでしょう。
バラ全体の花言葉は「愛」と「美」。実はバラは、お花の色によっても花言葉が変わります。
例えば、赤色は「愛情」、ピンクは「上品」、白色は「深い尊敬」、オレンジ色は「信頼」など。
「愛」と「美」を大きなテーマに、色ごとでも、贈りものにぴったりの美しい花言葉が並びます。
ゴージャスな雰囲気と花言葉をもつバラは、特におばあちゃんに贈る花束におすすめです。
カスミソウ
白く小さな小花が集まって咲く、可愛らしい印象のカスミソウ。
真っ白の小花は、どんな花束と合わせても相性がよく、ボリューム感も増します。
また、お手入れも楽なので、こまめにお花のメンテナンスをしなくても、比較的長く楽しむことができるのも特徴です。
そんなカスミソウの花言葉は、「感謝」「幸福」「清らかな心」など。
純真・純白で混じり気のないイメージから、このような花言葉がついたそうです。
また、カスミソウは、長く楽しめることから「長寿」を願う意味もあります。
トルコキキョウ
豪華なフリルが特徴のトルコキキョウもおばあちゃんへのプレゼントとしておすすめな花の一つ。
「優美」「清々しい美しさ」「希望」の花言葉はいつまでも自分らしく美しく長生きしてね、という想いを伝えてくれるでしょう。
また300種近くの品種を持つトルコキキョウは花色や花形がとても豊富。黄緑、緑、黄色、赤紫、濃紫、ピンク、赤、オレンジ、白などのカラーバリエーションはもちろん、一重、半八重、八重など花弁の枚数も様々なので、おじいちゃん・おばあちゃんのイメージに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
トルコキキョウを使った花束はこちら
タブーの花は?
逆に、敬老の日に贈るお花としてタブーなものもあるのでしょうか?
ここでは、一般的にタブーとされているものを2つご紹介します。
まずは「菊」。
基本的には仏花で使われる花としてのイメージが強いため、贈りものには避けるのが無難といえます。
特に白い菊は、お供えの花として広く使われているため要注意です。
ただし、菊が好きなおじいちゃんおばあちゃんに、他の花と組み合わせて素敵な花束にして贈るのがNGかといえば、そんなことはありません。
また、現在は品種改良がすすみ、「マム」と呼ばれるおしゃれな菊がたくさんあります。
例えば、ダリアなどにも匹敵する華やかさとボリュームを兼ね備えた「ディスバッド・マム」。
仏花のイメージを払拭するモダンで洋風な美しい花姿は、おじいちゃんおばあちゃんもきっと喜んでくれるはずです。
もし、おじいちゃんおばあちゃんの好みの情報が事前にあるのなら、選んだ理由を添えて贈ることで、気持ちが伝わる素敵な花束になるでしょう。
続いて「鉢植え」。
根のある鉢植えは、「根つく」が「寝つく」につながるため、特に病気などのお見舞いにはタブーといわれています。
健康は誰もが気になる点なので、やはり贈りものとしては避けた方が無難でしょう。
鉢植えのお花の代表、胡蝶蘭を贈りたいという方は、切花の胡蝶蘭を入れた花束を贈ってみてはいかがでしょうか。
最近は菊と同様におしゃれな品種もたくさん出てきており、特に、「ミディ・ファレノ」と呼ばれるやや小さめの胡蝶蘭がおすすめです。
胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という花言葉を持つ、縁起が良いお花ですし、少し暑さの残る9月でも日持ちして長く楽しめるため、敬老の日の贈りものにもぴったりです。
おすすめの渡し方
今年の敬老の日は、少し工夫した花束の贈り方をしてみませんか?
普段一緒に住んでいる方や遠方に住んでいる方など、どんなシーンにおいても、もっと気持ちが伝わるおすすめの渡し方を2つ紹介します。
メッセージカードを添えて、気持ちを言葉に
大人になるにつれて、おじいちゃんやおばあちゃんにメッセージカードを書く機会が少なくなる方も多いのではないでしょうか。今年はメッセージカードに想いをのせて、一緒に渡してみませんか。
”ずっと元気でいてほしい”、”いつもありがとう”など、敬いや感謝の気持ちを、手元に残るメッセージカードとして贈ってみましょう。
先ほど紹介した花言葉を添えたり、手作りのカードやイラストを用意したりすると、もっと喜んでもらえるかもしれませんね。
言葉で伝えるだけでなく、形に残るものも一緒に贈ることで、さらに思い出に残る敬老の日のプレゼントになるでしょう。
直接会えない場合には、「お花のネットショップ」や「ギフトチケット」も
「お花や花束を渡したいけど、帰省しづらくなかなか会えないから手渡しができない…」
「花束をプレゼントしたいけど、店舗に行く時間がない…」
そんな悩みを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
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直接手に取ることができなくても、ネットショップ上でお花や花束・アレンジメントの参考写真を見ることで、そのショップのセンスや特徴を知ることができるため、十分比較検討したうえで注文することができますよ。
また、遠方に花束を贈ることも可能です。
購入時に、贈る方が配送先の情報を入力すれば、おじいちゃんおばあちゃんはネットを触る必要なく、直接お家で花束のプレゼントを受け取ることができます。
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他にも、相手が好きなタイミングで花束を受け取ることができる、「お花のギフトチケット」もおすすめです。
チケットをもらった時、実際にブーケが届いた時、お花を飾った時。相手にとって何度もうれしい気持ちが訪れるギフトになるでしょう。
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まとめ
今回は、敬老の日に贈りたいお花や花言葉、おすすめの贈り方について紹介しました。
花束は、贈られると気持ちがパッと明るくなる魔法の贈りもの。
今回紹介した、秋を感じるリンドウやコスモス、ゴージャスなバラや、可愛らしいカスミソウやトルコキキョウなどを使って、おじいちゃんおばあちゃんに素敵な花束を選んで贈ってみてくださいね。
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