マム(菊)とは?意味・花言葉・魅力をフローリストが解説
秋を代表する花として親しまれてきた菊。
どこか格式高く、少し距離を感じる存在だった方も多いかもしれません。
けれど今、菊は「マム」として生まれ変わり、ギフトやインテリアに自然と溶け込む花として注目されています。
お花・花束の定期宅配サービスLIFFTのフローリストが、マムの詳細、魅力、花言葉についてご紹介します。
|この記事でわかること
・マム(洋菊)と和菊の違い
・マムが“おしゃれな花”として選ばれる理由
・花言葉や贈るシーン別の楽しみ方
|マム(洋菊)が選ばれる理由
マムは、菊の持つ気品と、現代的なデザイン性を併せ持つ花です。
仏花のイメージが強い菊に対し、マムは海外で品種改良され、色・形ともに自由度が高く、ギフトにも日常使いにも取り入れやすくなりました。
「菊=特別な場面」という固定観念に迷う初心者でも、色選びと組み合わせ次第で印象が大きく変わる点が支持されています。
長く楽しめることも、マムが選ばれる大きな判断軸です。

|マム(菊)の基礎知識
マムという名前の由来
「マム」は、菊の学名 Chrysanthemum morifolium に由来します。
Chrysanthemum はギリシャ語で「黄金の花」を意味し、古くから高貴な花として扱われてきました。
海外ではこの学名を略して “Mum” と呼び、親しみやすい存在として生活に取り入れられています。
和菊と洋菊(マム)の違い
和菊は、中国から日本へ伝わり、薬用・観賞用として長い歴史の中で育まれてきました。
一方、19世紀後半にヨーロッパへ渡った菊は、イギリスを中心に品種改良が進み、花色や花姿の幅が大きく広がります。
こうして逆輸入された菊が、現在「マム(洋菊)」と呼ばれ、日本でも新しい価値として再注目されています。

|マムにまつわる世界の文化
オーストラリアの母の日
オーストラリアでは、母の日に白いマムを贈る習慣があります。
南半球では5月が秋にあたり、マムが旬を迎えること、そして Chrysanthemum の語尾が “Mum(お母さん)” であることが理由です。
文化や季節と深く結びついている点も、マムの魅力のひとつです。
|マムの花言葉
マム全体の花言葉は「高潔」「清らかな愛」。
スプレーマムには「あなたを愛します」 という意味も込められています。
色別の花言葉も豊富で、気持ちに合わせた花選びができるのが特徴です。
・赤:愛情
・白:真実
・ピンク:甘い夢
・黄・オレンジ:長寿・幸福
英語では
Cheerfulness(元気)
You’re a wonderful friend(素敵な友達)
といった意味も持ちます。

|マムの魅力
多様な品種と花姿
マムは大きくスプレーマム と ディスバッドマム(一輪咲き) に分かれます。
ポンポン咲き、スパイダー咲きなど、形のバリエーションが豊富で、花束やアレンジメントの主役として活躍します。
長く楽しめる
マムは日持ちの良い花として知られています。
水替えと茎のケアを行えば、2週間以上楽しめることも珍しくありません。
香りによる癒し
マムには、カンファーやボルネオールといった香り成分が含まれ、穏やかなリラックス効果が期待できます。

(ディスバッドマム 左からパラドフダーク/イグニス/チスパ)

|マムのおすすめの飾り方
マムは洋風の器との相性がよく、飾り方によってはカジュアルに楽しめる、オールラウンドなお花です。固定概念にとらわれず、色々な飾り方を自由に楽しんでみてください。
旬の小花と合わせて
ディスバッドマムは、他の花との相性がよく、ナチュラルにもモダンにも仕上がります。

一輪挿しで楽しむ
ころんとした花姿は、一輪挿しでも存在感十分。
日常の中に取り入れやすい飾り方です。
水に浮かべて
花が終わりかけたマムは、水に浮かべることで最後まで楽しめます。
静かな美しさが際立つ飾り方です。

|マムのケア方法
マムの魅力である「長く楽しむ」ために、マムのケア方法をお伝えします。
切り戻し
茎の先を少しずつ折ることで、水揚げがよくなります。
ディスバッドマムは、手で折るのがおすすめです。

傷んだ部分を取り除く
下から順に傷むため、花弁や葉をこまめに取り除くことで、全体を美しく保てます。

|LIFFTが大切にしていること
LIFFTでは、その季節に最も美しい花を見極め、花本来の個性を活かした束ね方を大切にしています。
マムもまた、「特別な花」ではなく、日常に寄り添う存在として届けたい花のひとつです。
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|こんな方におすすめ
・菊のイメージを変えたい方
・長く楽しめる花を探している方
・季節感のある花を暮らしに取り入れたい方
まとめ
マムは、伝統と現代性を併せ持つ、自由度の高い花です。
飾り方や色選びによって、印象は大きく変わります。
ぜひ、あなたらしいマムの楽しみ方を見つけてみてください。


