【11月】旬の切り花と花言葉


秋が深まる11月。日ごとに朝夕の冷え込みが増し、木々の葉もだんだんと色づき始める季節です。この時期の花はシックで深い色のものが多い印象があります。
今回は、そんな11月の旬の切り花の特徴や手入れの方法、花言葉などをご紹介します。

 

【11月の切り花①】バラ

バラのブーケ



秋のバラは春に咲くバラと比べると、花色が濃く深い味わいのある色になります。これは、夏の暑さを生き抜いたバラは、水の吸い上げが少なく、色素が濃くなるため。また秋の始まりから気温が徐々に下がる中で、ゆっくり開花するため花もちがよく、長く楽しめるのも魅力的です。

バラの花言葉は「愛」「美」「情熱」など。色や本数によっても異なる花言葉があります。

ピンク バラ


(バラ ブルーミルフィーユ)



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LIFFTのバラを使った花束


 

 

 

【11月の切り花②】マム

マム オレンジ


(品種は左からパラドフダーク/イグニス/チスパ)

LIFFTのマムを使った花束

長い歴史を経た日本の伝統的園芸植物である「菊」は私たちにとって馴染み深い秋を代表する花。

この時期のお花屋さんでよく見かける、アレンジメントで大活躍の「マム」は洋菊のこと。菊の学名Chrysanthemum(クリサンセマム/黄金の花)の ”mum”からきています。


元々は、18世紀に中国からヨーロッパに持ち込まれ、その後1900年のパリ万博で日本の菊が注目されたことで人気に火がつき、品種改良が進みました。
現在流通するマムは大きく分けると二つの品種があります。一つは「スプレーマム」そして脇芽を摘まれて育てられた一輪咲きの「ディスバッドマム」。ディスバッドマムの中には、ポンポンやスパイダー、デコラ咲きなどと多様な種類が形状、そして花色を楽しむことができます。

マム ピンク

 

(ディスバッドマム オペラピンク)


そんなマムの花言葉には「高貴」「高尚」などがあります。




 

【11月の切り花③】セルリア

セルリア

 

(セルリア ブラッシングブライトホワイト)

南アフリカ原産で、「ブラッシング・ブライト」(頬を紅く染めた花嫁)という別名を持つセルリア。その品種は実に40種類以上に登ります。

日本での、知名度はまずまずですが、世界的には結婚式のブーケに使われる「ブライダルフラワー」として人気。

そんなセルリアの花言葉には「可憐な心」「ほのかな思慕」「優れた知識」などがあります。まるで妖精の羽のような柔らかく透明感のある花びらを持つセルリアを表すような花言葉ですね。


 

 

 

【11月の切り花④】アスター

アスター

(アスター マッシュラベンダー)

学名のCalistephus chinensisは”Calistephus”はギリシャ語の”callos”(美しい)、”stephos”(冠)が語源で、アスターの美しい冠状の花姿にちなんで名付けられました。なお”chinensis”は「中国原産」を意味しています。


「蝦夷菊(エゾギク)」とも呼ばれるアスターは日本ではお盆や秋のお彼岸に登場する “仏花” としてのイメージが根強いのではないでしょうか?しかし、アスターの歴史を紐解いていくと、知られざる一面も。アスターは元々中国原産の花ですが、1731年にカトリック教の神父・ダンカルピーユがフランスの植物園に種子を送ったのがきっかけで、育種の歴史が始まったと言われています。

ヨーロッパから世界各地に知れ渡ったアスターですが、ドイツの文豪・ゲーテによる戯曲「FAUST/ファウスト」にも登場し、一輪のアスターを手にした少女が「好き、嫌い、好き…」と、花びらを一枚ずつちぎり、最後に残った花びらで恋の行方を占うシーンが描写されています。それにちなんで、アスターには「信じる恋」「私はあなたを想うでしょう」といった、ロマンティックな花言葉がつけられています。





【11月の切り花⑤】野バラ


野バラ


日本の山野や河川敷などによくみられる野バラは日本原産、バラ科の低木です。「万葉集」にも詠われ、5-6月に咲く白い花は古くから人々にとって身近な存在。

今回ご紹介するのは、秋のお花屋さんで出会える枝物としての「野バラ」。
ダイナミックに分岐した枝につく野バラの実は、小ぶりで赤く、艶があります。
植物を飾って部屋の雰囲気を秋仕様に変えたい。そんな方に、おすすめの実ものです。

平均して2週間から1ヶ月ほど保ち、傷みづらく長持ちしてくれるため、気軽に取り入れることができますよ。

野バラの花言葉には「素朴な愛」「才能」「詩」「痛手からの回復」などがあります。



LIFFT MAGAZINE 編集部からのひとこと

今回は11月におすすめのバラ、マム、セルリア、アスター、野バラをご紹介しました。
秋が深まり、冬の足音が近づく11月。旬のお花、枝物をおうちで飾ったり、大切な人に贈ってほっと安らぐ時間をお過ごしください。


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