【11月】11月の旬を愛でる|秋深まる季節を彩るシックな切り花5選と、恋を占う花言葉
秋が深まる季節を彩る。
11月の旬の切り花5選
秋が深まる11月。日ごとに朝夕の冷え込みが増し、木々の葉もだんだんと色づき始める季節です。この時期の花はシックで深い色のものが多い印象があります。
今回は、そんな11月の旬の切り花の特徴や手入れの方法、花言葉などをご紹介します。
1. バラ
秋のバラは春に咲くバラと比べると、花色が濃く深い味わいのある色になります。これは、夏の暑さを生き抜いたバラは、水の吸い上げが少なく、色素が濃くなるため。また秋の始まりから気温が徐々に下がる中で、ゆっくり開花するため花もちがよく、長く楽しめるのも魅力的です。
秋はブルーミルフィーユなどのシックな品種もおすすめ。気温の低下とともにゆっくりと咲き進む姿を楽しめます。
「愛」「美」「情熱」。色や本数によっても異なるメッセージを込められます。
2. マム(西洋菊)
長い歴史を経た日本の伝統的園芸植物である「菊」は私たちにとって馴染み深い秋を代表する花。お花屋さんで見かける「マム」は西洋菊のこと。菊の学名Chrysanthemum(黄金の花)の ”mum”からきています。
1900年のパリ万博で日本の菊が注目されたことで人気に火がつき、ヨーロッパで品種改良が進みました。現在は一輪咲きの華やかな「ディスバッドマム」など、多様な形状が楽しめます。
脇芽を摘んで大輪に育てた「ディスバッドマム」や、ポンポン、スパイダー咲きなど多彩です。
「高貴」「高尚」。気品ある姿にふさわしい言葉です。
3. セルリア
南アフリカ原産で、「ブラッシング・ブライト」(頬を紅く染めた花嫁)という別名を持つセルリア。世界的には結婚式のブーケに使われる「ブライダルフラワー」として非常に人気が高い花です。
妖精の羽のような柔らかく透明感のある花びらが魅力。ドライフラワーにしても美しさが持続します。
「可憐な心」「ほのかな思慕」「優れた知識」。
4. アスター
「蝦夷菊(エゾギク)」とも呼ばれるアスターは、仏花のイメージが強いかもしれませんが、実はロマンティックな歴史を持っています。ドイツの文豪・ゲーテの戯曲「ファウスト」にて、少女が「好き、嫌い…」と花びらをちぎって恋占うシーンに登場するのは、このアスターです。
学名のCalistephusは「美しい冠」という意味。その名の通り、整った冠状の花姿が特徴です。
「信じる恋」「私はあなたを想うでしょう」。占いのエピソードにちなんだ言葉です。
5. 野バラ(実もの)
秋のお花屋さんで出会える「野バラ」は、美しい「実もの」としての枝物。ダイナミックに分岐した枝につく赤い実は、艶やかで秋のインテリアにぴったりです。平均して2週間から1ヶ月ほど保ち、傷みづらいため、長く楽しめます。
1本飾るだけで部屋が秋仕様に。乾燥しても形が崩れにくいため、そのままドライにしても素敵です。
「素朴な愛」「才能」「痛手からの回復」。
まとめ
冬の足音が近づく11月。こっくりとした深みのある花や、艶やかな実ものは、私たちの暮らしに安らぎと温もりを届けてくれます。一年を締めくくる準備を始めるこの時期、旬の花と共に、豊かなおうち時間を過ごしてみませんか。