【チューリップ特集】色・本数別の花言葉や、選び方のコツ
春の訪れを感じさせるお花、チューリップ。実は12月頃から、多くのお花屋さんに出回るということをご存じでしたか?
お花と花束の通販LIFFTでもおしゃれに贈れるチューリップを季節限定で取り扱いしています。
柔らかい印象を持つチューリップは、贈り物としても、ご自宅で飾るのにも、定番のお花の1つですよね。今回は、そんなチューリップをもっと楽しんでいただくために、チューリップの花言葉や選び方、お手入れ方法などをまとめてご紹介していきます。
チューリップってどんなお花?
チューリップの基本データ
学名:Tulipa
科名:ユリ科
属名:チューリップ属
原産:中央アジア・北アフリカ
開花:3~5月
春のお花としての印象が強いチューリップですが、お花屋さんで最も扱いが多くなるのは、実は12月〜5月頃。大きな店舗では1年中扱われることもありますが、たくさんの色や種類から選ぶにはこの時期がおすすめです。
チューリップの花言葉
チューリップの全体的な花言葉は「博愛」「思いやり」「愛の告白」。
これらの花言葉は、オランダに残る伝説に由来しています。その伝説とは、昔3人の騎士が1人の女性を愛し、想いを伝えたところ、女性は決断することができず、花の女神に姿を変えたというもの。この伝説から、オランダではチューリップを愛する人に贈る習慣が生まれ、チューリップは「博愛」「思いやり」「愛の告白」という花言葉を持つようになりました。
ここからはチューリップの色別・本数別の花言葉をご紹介していきます。
色別の花言葉
赤:家族への感謝、愛の告白
紫:誇り、気高さ
白:待ち続ける、失恋
黄:正直、報われない恋
ピンク:労い、誠実な愛
オレンジ:照れ屋
本数別の花言葉
1本:運命の人
3本:愛しています
4本:一生愛します
6本:あなたに夢中
8本:ひそかな愛
9本:いつも一緒にいよう
10本:あなたは完璧
11本:最強/最愛
12本:告白
13本:永遠の友情
14本:誇り
15本:ごめんなさい
16本:不安な愛
17本:絶望の愛
18本:誠意ある告白
19本:忍耐と期待
20本:まごころ
21本:あなただけに尽くします
22本:幸運を祈ります
25本:幸せ
30本:ご縁を信じる
36本:ロマンチック
40本:永遠の愛を誓う
50本:永遠
66本:細く長く流れてゆく
99本:永遠の愛
100本:100%の愛
108本:結婚してください
長持ちするチューリップの選び方・お手入れの仕方
ここからは、チューリップの魅力を存分に楽しんでいただくためのTipsをご紹介します。
・長持ちするチューリップを選ぶポイントは?
・チューリップを長持ちさせる、正しいお手入れ方法は?
・チューリップを贈る際の注意点は?
・どんな生け方をしたらいいの?
チューリップに関するこんな疑問点を、まとめて解決していきましょう。
長持ちするチューリップの選び方
せっかくチューリップを買うのなら、より良い状態のものを選びたいですよね。長く楽しめるチューリップを選ぶためにお花屋さんで確認したいポイントは以下の3つです。
①葉っぱがピンとしている
②茎に傷がなくしっかりしている
③花びらが完全に開いていない
特に3つ目は、チューリップを選ぶ際にぜひ確認してみてほしいポイントです。チューリップは、花びらが開く前と開いた後で、ガラッと印象が変わるお花の1つ。花びらが完全に開いていないものを選ぶことで、より長い期間、お花を楽しめるだけではなく、印象の変化もたっぷりとお楽しみいただけます。
チューリップのお手入れ方法
ここでは、チューリップの切花のケア方法を2つご紹介します。チューリップの一般的な日持ちは5日〜10日程度。きれいなチューリップを、なるべく長い期間楽しむために、ぜひ参考にしてみてください。
浅水で生ける
浅水とは、お水の量を少なめにして、浅い水にお花を生けること。反対に、お水の量を増やして生けることを深水と呼びます。チューリップを生ける際に浅水がおすすめなのは、チューリップの茎は柔らかく腐りやすいためです。チューリップをはじめとする球根花は、茎が比較的柔らかく、水が浸かっている部分が多すぎると、お花は元気でも茎が腐って折れてしまう可能性があります。具体的には、お花の全長の1/4ほどのお水に生けるのがおすすめです。
15°C前後の涼しい場所に飾る
チューリップといえば春のイメージがありますが、開花時期や旬は冬。温度と光に敏感に反応し、あたたかい環境では蕾を開くスピードが早くなります。咲き進んでしまうことを防ぐために、涼しい場所に飾るのがおすすめです。
チューリップを贈る際のポイント
大切な人にチューリップを贈るなら、なるべくきれいな状態でプレゼントしたいですよね。より新鮮なチューリップを贈るためには、以下の2つのポイントを意識してみてください
長持ちしそうなチューリップを選ぶ
・葉っぱがピンとしている
・茎に傷がなくしっかりしている
・花びらが完全に開いていない
これらの3つになるべく当てはまるチューリップを選ぶと、お花が長持ちしやすく、贈り物にも安心です。
保管方法に注意する
15°C前後の、涼しく直射日光の当たらない場所に保管するのがポイントです。
チューリップの日持ちは5日〜10日程度。チューリップは温度と光に敏感に反応するお花で、あたたかい環境では蕾を開くスピードが早くなります。直射日光を避けた気温の低い場所で保管することで、咲き進んでしまうのをなるべく防ぐことができますよ。
季節のお花と組み合わせる
「チューリップの花束を贈りたい。」そんなときには、チューリップだけで花束を仕上げるとかわいらしい雰囲気に、他のお花と組み合わせると華やかでバランスのとれた雰囲気に仕上がります。
チューリップと相性の良いお花には、アネモネ、ラナンキュラス、ヒヤシンスなどが挙げられます。これらのお花は、チューリップ同様、春を感じさせる代表的な花々です。また、チューリップと同じ球根植物であることから、茎の質感がチューリップと似ており、束ねたときにすっきりと美しい仕上がりになります。
メッセージカードを添える
チューリップを贈る際のひと工夫としておすすめなのが、花言葉を書いた小さなメッセージカードを添えるというもの。チューリップの花言葉にはさまざまな由来があることから、時には予想外のネガティブな花言葉を併せ持っていることもあります。選んだチューリップの持つポジティブな花言葉を強調したいときや、特に伝えたいメッセージがあるときには、それらの言葉をメッセージカードに書いて添えるのがおすすめです。
おすすめの生け方と花瓶の選び方
ここでは、贈り物としていただいたチューリップや自宅用に購入したチューリップ、その魅力を存分に楽しむための生け方を2つご紹介します。上で紹介したお手入れ方法と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
一輪挿しで生ける
チューリップは長さがあるので、一輪でも存在感のあるお花。一輪挿しにして楽しむのにもぴったりです。花瓶を選ぶときには、花瓶の口の広さと、花瓶の高さを確認してください。花瓶の口の広さは、狭めのものがおすすめです。茎が折れてしまうことを防ぐことができるだけでなく、お花が動きにくくなり安定感もアップします。花瓶の高さは、しっかりと高さのあるものがおすすめです。複数本のチューリップをまとめて生ける
チューリップは茎が太いため、まとめて花瓶に入れただけでも様になるお花です。他のお花と組み合わせなくても、華やかな印象に仕上げることができます。チューリップは茎が長いので、それぞれの方向に散らして生けるのはもちろん、あえて花瓶の片側に寄せてもスタイリッシュな雰囲気を演出することができるのでおすすめです。特に片側に寄せて生けるときには、しっかりとした重量と太さのある花瓶を選ぶようにしてください。
まとめ
ここまで、チューリップの基本的なデータから、選び方や楽しみ方のアイデアなどをまとめてご紹介してきました。定番で身近なお花だからこそ、意外とはじめて知ることも多いもの。お気に入りの花言葉や試してみたい生け方は見つかりましたか?春の訪れを一足早く感じさせてくれるチューリップを、ぜひ暮らしの中に取り入れてみてくださいね。