【観葉植物の育て方】カビ、虫、ホコリ…原因はすべて風通し不足? 絶対必要な条件とは
屋外と違って、風通しが悪くなりやすい部屋の中。意外と見落としがちですが、風通しは育て方の最重要項目の1つ。風通し不足が、様々なトラブルの原因になるだけでなく、風は観葉植物を強く育てるためにも必要なもの。
植物たちにとって望ましい置き場所や、おすすめの飾り方など、基本知識をマスターしましょう!
観葉植物とお花のギフト通販LIFFTのフローリストが解説します。
「風通しが良い」ってどういうこと?
空気が常に循環している状態です。
自然の風で換気ができていることが理想です。室内で飾る場合は、風が入ってくる窓のそばに置くと、植物たちも喜びますよ。
室内で飾る場合は、扇風機やエアコンを使っていいの?
直接エアコンや扇風機の風が当たるのは絶対NG! 空気の循環にはサーキュレーターがおすすめ。
扇風機やエアコンは、風が強すぎて、観葉植物が乾燥してしまい、弱って枯れてしまいます。観葉植物に一番良い風の強さは、そよ風程度の自然な風。窓がある部屋の場合は、窓を開けましょう。
窓が開けられない場合や外出の際など、どうしても難しい場合は、サーキュレーターの活用がおすすめ。おしゃれなサーキュレーターはインテリアにもなります。部屋の中の空気をできるだけ循環させてあげしょう。
どうして風通しが良くないといけないの?
植物にとって呼吸レベルに重要な「蒸散」に、風通しが不可欠!
植物が生きていく上で欠かせない「蒸散」という活動に、空気の流れが必要だからです。植物は、蒸散によって葉から水分を放出しています。蒸散ができないのは、人間が息を吸えないようなもの。風通しが悪くなると蒸散が上手くできなくなってしまい、枯れてしまう原因になることも。また、風に当たることで植物は風に負けないように強く育ち、枝葉がしっかりした株になります。
風通しが悪いとどうなるの?
カビ、虫、ホコリ、葉の傷み…風通しが悪いとトラブルが大量発生
風通しが悪いことで、以下のような様々なトラブルの原因にもなります。
- 土の表面にカビが生える
- 虫が発生する
- 葉にホコリがたまる
- 蒸れて葉が傷む
せっかく大切に育てているおしゃれな植物たちが、すくすく育ってないと、癒し効果も半減してしまいますよね。そのためにも、「風通し」は日当たりや水やりと同じように植物のケアにとって必要、と覚えておいてください。
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