九州 産地レポート|Tsuyoshi Flower・JA高千穂地区ラナンキュラス部

Lifftは、信頼できる生産者さんが、確かな品質の花を提供してくれいるからこそ、お客さまに商品をお届けできています。
そのため私たちは、「生産者とのつながり」は、Lifftの商品作りに欠かせないもののひとつとしてとても大切にし、自ら農園へ出向き、生産者さんとお話しながら、生産現場を確かめることにこだわり続けています。

先日は、九州を縦断し、長崎県、大分県、宮崎県の生産者を訪れました。
異なる組織形態で、それぞれに栽培に対する理念をや志をお持ちで、とても勉強になりましたので、ここで少しご紹介します。

LIFFTの産地直送の花(花農家直送)の宅配はこちらから

Tsuyoshi Flower(長崎県)

Tsuyoshi Flower(ツヨシフラワー)は、国内でも指折りの品質と出荷量を誇るカーネーション農園です。
代表の浜塚剛(はまつか つよし)さんは、国内有数のカーネーション産地である長崎県雲仙市の瑞穂地区の中でもひときわ若い30代にして、花き業界では一目置かれる逸材です。

Tsuyoshi Flower
最適化と効率化を繰り返しながら生産されているTsuyoshi Flower のカーネーションは、誰もが認める高品質。
ぎゅっと詰まった茎は折れにくく、見事に咲く大輪の花をしかりと支えます。海外での生産も視野に入れた大規模生産にも関わらず、農協ITを取り入れながらトップレベルの品質を一定に維持しています。

手に取る人があっと驚くような、今までにないカーネーションづくりを目指す浜塚さんは、新品種の栽培にも余念がありません。
数種類の花色が複雑に混ざり合うもの、螺旋を描くように花弁が開くもの、花弁がタリックに艶めくものなど、カーネーションの概念が変わるようなものばかり。
Tsuyoshi Flowerの花

将来的には50アールまで規模を広げ、生産性の高いものと希少性のあるものをうまく組み合わせた経営がしたいと語ってくれました。


JA高千穂地区ラナンキュラス部「あまてらすラナンキュラス」(宮崎県)

宮崎県の最北端に位置する、高千穂町。
日本神話の中で最も尊い存在とされる太陽神、天照大神(あまてらすおおみかみ)ゆかりの聖地として知られています。
この地域の農協でラナンキュラスを生産するのが、23名の生産者からなる「あまてらすラナンキュラス」。
組織内でのオープンな情報交換を大切にし、全体としての品質向上に努めています。
JA高千穂地区ラナンキュラス部

世の中のトレンドに沿った品種選定やオリジナルの品種開発も行っており、身の詰まった飾りやすいラナンキュラスを安定的に出荷し続けていることから、全国のフローリストから高い支持を得ています。
ラナンキュラス


大神ファーム(大分県)


大分県の自然の中で、ハーブや旬の花を、観光を主目的として栽培しているいわゆる観光農園。
ナチュラルで洗練された大神ファームの世界観がファンの心を掴み、インスタグラムを中心に絶大な人気を誇る農園です。
入場料を支払い入れる敷地内には、広々としたログハウスがあり、農園で収穫された素材でつくるハーブティーや、洋菓子が堪能できます。
町の喧騒から離れ、ゆったりとした時間が流れます。
大神ファーム

市場や花屋などの業界の人間ではなく、消費者に直接商品やサービスを届けている大神ファームでは、お客様に癒しの時間を届けることが追求されていました。
花1本の価格ではなく、農園を訪れ、草花に触れた人の体験を最大限に引き出すことに重きを置く観光農園ならではのこだわりは、直接お客様へ商品を届ける花屋としてとても勉強になりました。
大神ファーム

あまてらすラナンキュラスやTsuyoshi Flowerのお花を使った商品を企画中ですので、乞うご期待ください!