【観葉植物の基本の育て方】観葉植物の水やり|「週に〇〇回」はNG?プロが教える正しいタイミングと量、季節別のコツ

水やり方法には共通する特徴があります。水のやり方を間違いしてしまうと、せっかく購入して大事に育ててる観葉植物が枯れてしまいます。

本記事では、観葉植物の育て方の基本である正しい水やり方法を解説を観葉植物とお花の通販LIFFTの BOTANIC代表・上甲(じょうこう)が、実際の管理・仕入れ現場での知見も交えながらお答えします。

新たに観葉植物の購入をお考えの方はオシャレな鉢つきのLIFFTの観葉植物ぺージをご覧くださいませ。

 


観葉植物の正しい水やり方法

観葉植物が枯れる原因の一つが、水やり方法の間違い。
一般に目安にされる「週に〇〇回水やり」という考え方。
実は正解ではないんです! 正しい水やり方法を知って、観葉植物を長く元気に楽しみましょう。

観葉植物の水やり頻度

土がしっかり乾いたら水やりする

観葉植物に水が必要になるのは、土の水が乾いたら。「週に〇回」「〇日に一回」などのルールで水やりをしていると、土が乾き切る前に水やりをしてしまって根腐れの原因になったり、土が乾いているのに水やりタイミングを逃し、枯れてしまう原因になったりすることも。
鉢土の表面を日々チェックして、土が湿っているか、乾いているか確認しましょう。

上甲コメント
「水をあげるのは、土の中の『空気を入れ替える』ため!」 意外かもしれませんが、鉢植えの水やりで最も重要なのは、土の中に溜まった二酸化炭素や老廃物を、水と一緒に鉢底から押し出すことです。そして、水が引いた後の隙間に「新しい酸素」を吸い込ませます。だから「チョロチョロ毎日」ではなく、「乾かして一気にドバッ」とやるのが、根を窒息させない唯一の正解なんです。

 

1回にどのくらいの水の量を水やりすればいいの?

鉢の土全体が湿るまで、たっぷりとあげて。

水やりの量は、土の表面だけを湿らせるのでは不十分。
鉢土全体が湿って、鉢の底から十分に水が出てくるまでが正しい一回の水やり量です。
また、水やりは

少しだけ水やり→すぐに乾く→また少しだけ水やり→すぐに乾く

というように「こまめに少しずつ」あげていると、元気に育ちません。
「しっかり水が乾くまで待って、しっかり水やりをする」が元気に育つ水やり方法です。
また、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

土が乾いているのはどんな状態?

土に指を挿してチェック! 土がサラサラしていたら水やりサイン!

水やりタイミングの「土がしっかり乾いたら」をチェックするには、土に指を挿してみましょう。指の第一関節くらいまでしっかり入れて、土がサラサラしていたら水やりのサインです。

上甲コメント
「鉢を持ち上げる」のが、究極のセンサーですよ。「目より指より、最後は『重さ』で判断します。」 土の表面は乾いていても、鉢の底に水分がたまっていることは多いもの。プロは水やりをする前に、鉢をひょいと持ち上げます。「水が満ちた重さ」と「完全に乾いた軽さ」を手の感覚で覚えるのが、最も正確な水やりタイミングの見分け方。これができれば、もう水分計は不要です。

 

季節ごとの水やり方法

一般的に、多くの観葉植物は気温が高い時期によく活動するため、吸収する水の量が多くなります。その一方で、気温が低くなると活動が鈍くなり、あまり水を必要としなくなります。季節に合わせて必要な水の量をあげましょう。

春の水やり

春は気温が上がって植物がよく水分を吸収します。土の表面の乾き具合をよく確認して、欠かさず水をあげましょう。 

夏の水やり

夏は気温が高く、植物の成長にとって適した季節です。植物がよく活動すると、水分を沢山吸収するようになるため、土が早く乾くようになります。
朝と夕方に土の乾き具合をチェックして、水切れのないようにしっかり水をあげましょう。

秋の水やり

気温が高く、植物がよく水分を吸収していた夏に比べ、秋になると植物の水分の吸収が緩やかになります。そのため、秋は基本的に夏より水やり回数が少なくなります。このときも、土の表面をよく確認して水をあげるようにすれば、問題ありません。

冬の水やり

暖かい南国が自生地である場合の多い観葉植物にとって、気温の低い日本の冬は、成長には向かない季節。水分の吸収もぐっと少なくなるので、水やりの頻度は少なくなります。ただし、暖かい室内に置いている場合は、気温の低い場所に置いている場合に比べて水分の吸収量は多くなるため、注意しましょう。



上甲コメント
「ぬるま湯」の方が、植物は喜ぶ?「冬の水道水は、植物にとって『氷風呂』と同じ。」 特に熱帯原産の観葉植物にとって、冬の朝の冷たい水道水は心臓(根)を止めるほどのショックを与えます。知る人ぞ知るコツは、15〜20℃くらいの「ぬるま湯」にしてあげること。これだけで、冬に調子を崩すリスクが劇的に減り、春からの成長の勢いが変わります。

 

 

水やりタイミングを教えてくれる便利グッズ

水位計を使えば、水やりのタイミングも間違えない!

水位計は、観葉植物の土が乾くとお知らせしてくれる便利グッズ。光るタイプや音が鳴るタイプなど、様々な種類があるので、お好みで選んでみては。

▼ LIFFTで探す園芸用品

 

 

最後に

観葉植物のオンライン購入をお考えでしたら、オンライン宅配ショップLIFFTでのご購入もぜひご検討ください。

植物や花に精通したプロのスタッフによって厳選された商品を、雰囲気にあわせた鉢と共に配送いたします。また、公式LINEでは植物に関する相談も受け付けております。ペットと一緒に育てられる植物など、お気軽にご相談ください。

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監修者紹介

植物は、空間を整えるだけでなく、そこにいる人の気持ちや行動にも静かに影響します。 暮らしの背景や価値観は人それぞれだからこそ、その人にとって自然に馴染む「心地よさ」を探す視点を大切にしています。

BOTANIC代表 上甲友規
代表取締役 CEO
上甲 友規 Tomoki Joko

幼少期より農業に携わり、メーカーおよびコンサルティングファームを経て、2020年より株式会社BOTANIC代表に就任。 現在は生産地に足を運びながら、イベント・商業施設での大規模な装花や造園、花・観葉植物の商品企画・監修まで幅広く手がけている。 花・植物分野の専門性と実務経験を活かし、テレビ番組などのメディア出演のほか、『商店建築』『モダンリビング』など専門誌に掲載。書籍『部屋を彩る 花のある暮らし方』(エイ出版社)では監修を務める。