生花とは違う魅力。ドライフラワーの作り方と向いている花

いきいきと美しいお花は私たちを笑顔にしてくれます。だからこそ、枯れてしまった切り花とお別れするときは少し悲しい気持ちになりますよね。

できるだけ長くお花を楽しむためには丁寧にお手入れをすることが1番ですが、思い切ってドライフラワーにするという方法も。

実は、空気が乾燥している秋はドライフラワー作りにぴったりな季節なのです。

普段は生花のある暮らしを楽しんでいる方も、ちょっと気分を変えて挑戦してみてはいかがでしょうか?

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ドライフラワーを作る時のポイント

ドライフラワー作りは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、意外とシンプル。

3つのポイントをしっかりと押さえることで、はじめての方でも上手に作れるはずです。

 

【ポイント①】適した季節と天気を知る

ドライフラワー作りには、湿気が少なくて空気が乾燥している秋から春にかけてがぴったり。雨の日は湿度が高くなってしまうので、なるべく天気予報で晴れが続くタイミングを狙って作り始めましょう。

 

【ポイント②】ドライフラワー向きの花を選ぶ

ピンクのバラ

ドライフラワーに向いている花かどうかを見分ける鍵は「水分」。

バラ、カスミソウ、スターチス、ラベンダー、ミモザ、アジサイ、ユーカリ、千日紅などは、花に含まれている水分量が少なく、乾燥したときに色や形が残りやすいのでおすすめです。

逆に、チューリップやユリ、ガーベラなどの茎が潤っていて花びらが肉厚な花や、コスモスやパンジーのような花弁が柔らかい花はドライフラワーにはあまり向いていません。

 

【ポイント③】花が新鮮なうちに作りはじめる

発色がよくてきれいなドライフラワーに仕上げるためには、花がまだ元気なうちに作りはじめることがマスト。枯れてしまうギリギリまで生花で楽しみたい気持ちもあると思いますが、ここではぐっと堪えましょう…!

 

簡単なドライフラワーの作り方

ドライフラワーの作り方は4つ。

  • ハンギング法(吊るしてドライにする方法)
  • ドライインウォーター法(少量の水を蒸発させながらドライにする方法)
  • シリカゲル法(花の部分だけをシリカゲルでドライにする方法)
  • グリセリン法(グリセリンを吸い上げさせたり漬けたりしてドライにする方法)

今回は、もっともポピュラーなハンギング法について紹介します。

 

【ステップ①】いらない葉を取り除く

葉がたくさんついていると、乾燥に時間がかかって綺麗な仕上がりにしづらいです。茎の下の方についた葉などは丁寧に取ってしましましょう。

 

【ステップ②】お花を縛って吊るす

吊るしたドライフラワー

お花を麻ひもやワイヤーで縛って逆さまに吊るします。1輪ずつに分けて吊ると、風通しがよくなってより美しい仕上がりに。

乾燥するにつれて茎が痩せることがあるので、数輪まとめて吊るす場合は輪ゴムでとめてから麻ひもなどで縛ると抜け落ちる心配がなくて安心です。

 

【ステップ③】1~2週間したら完成

乾燥するときは、直射日光が当たらなくて風通しがいい場所で。花の種類によって変わりますが、吊るし始めてから1~2週間でドライフラワーになります。

おしゃれな花瓶に活けたりスワッグにしたりして楽しんでみてください。

また、飾る時も湿気や直射日光を避けてときどきホコリを取ってあげることが、より長くドライフラワーを楽しむためのポイントです。

 

まとめ

ドライフラワーに向いている花や作る時のポイントをしっかり押さえることで、初めてでも簡単にドライフラワーを作れます。

生花はもちろん素敵ですが、たまにはドライフラワーを作ってみるとまた違った花の魅力に気づくことができそうですね。

 

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