出産祝いを贈るときのマナーと花束の選び方「新しい命に祝福を」
大切な人から受ける出産の知らせは、大変うれしいものですよね。
出産祝いを贈るとき、どのようなものをプレゼントすれば喜んでもらえるのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、出産祝いの贈り物にぴったりな花束の選び方と、贈るときのマナーについてご紹介します。
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出産祝いに喜ばれる花
出産祝いの贈り物としてお花をプレゼントするとき、いったいどんな花を贈れば喜んでもらえるのか、悩んでしまいませんか?
大切な贈り物だからこそ、必ず喜んでもらえるような素敵なお花をプレゼントしたいですね。
ここでは、出産祝いに喜んでもらえるお花をご紹介します。
【おすすめの花①】トルコキキョウ
幾重にも重なる花弁が、まるでフリルのようにきらびやかな雰囲気を演出してくれるトルコキキョウ。
リンドウ科で、トルコとは全く関係ないにもかかわらずこの名前がついたのは、花の見た目がトルコ人が身につけているターバンに似ていたからだとか。
花の形と色が豊富にあり、切り花として通年流通しているトルコキキョウは、夏の暑い時期でも花持ちの良い花です。
トルコキキョウの花言葉は「希望」「思いやり」「すがすがしい美しさ」。
誕生したばかりの命に込める願いとして、素敵な言葉ばかりですね。
【おすすめの花②】カーネーション
「無垢で深い愛」「永遠の幸福」などの美しい花言葉を持つ、カーネーション。
母の日の贈り物として知られている花ですが、実はカーネーションは様々な種類がある花なんです。
周年出回っていることもあり、贈りたいときに手にすることができるのがいいですね。
赤い色のカーネーションの花言葉は「母への愛」。
出産を終えたばかりの女性をねぎらうためにプレゼントするには、まさしくふさわしい花です。
ただ、黄色のカーネーションは「軽蔑」という花言葉を持つため、注意が必要。
【おすすめの花③】ブルースター
小さい星型をした印象的な青色の花、ブルースター。
爽やかな青い色をした5枚の花びらが、まるで星のように見えることからブルースターと名付けられました。
欧州では、男の子が誕生した時に贈られる花として知られています。
青色のブルースターが有名ですが、花色は他にも白とピンクがあり、白色はホワイトスター、ピンク色はローズスターと呼ばれているそう。
ブルースターの花言葉は、「幸福な愛」「信じ合う心」。
幸せをイメージさせる花言葉は、出産祝いとして贈るのに最適です。
【おすすめの花④】ピンクのバラ
プレゼントをする時のお花として、性別年齢問わずとても人気のあるバラ。
その中でも、ピンクのバラは女性に大変好評です。
ピンク色のバラは、豪奢でありながらもその上品な桃色が、主張しすぎないけれど存在感のある花として、どのような場面も素敵に彩ってくれます。
ピンク色のバラの花言葉は「上品」「しとやか」「可愛い人」「感銘」。
お母さんになったばかりの女性にも、生まれたばかりの女の子にもうってつけの言葉ばかり。
【おすすめの花⑤】カスミソウ
ふんわりとした小さな花が、可憐に咲きこぼれるカスミソウ。
花束やアレンジメントなどを、より一層華やかなものにしてくれる愛らしいこの花の英名は「ベビーズブレス」。
「赤ちゃんの吐息」という名のついたカスミソウは、まさしく出産祝いにふさわしい花と言えます。
実は、カスミソウの生産量が世界で最も多い日本。あらゆるシーンで活躍するカスミソウは、たくさんの日本人に愛されているんですね。
最近では、カスミソウだけを使ったリースも人気。
カスミソウだけを使った花束もとっても繊細で美しいですが、リースにするとまた違った華やかな表情をみせてくれます。
カスミソウの花言葉は、「清らかな心」「無邪気」「幸福」。花言葉も新しい命を祝福するのにぴったりですね。
出産祝いにお花の定期便もおすすめ
お花を定期的にお届けするLIFFTのお花の定期便(サブスク)があります。
出産した後は心も体も疲労し、ホルモンバランスの崩れからストレスもメンタルも不安定になりがち。数か月から1年以上続くときもあります。
毎月決まって季節の花束が届く定期便は、出産後のママを癒してくれることでしょう。
お花が大好きな知人・ご友人・ご家族に、お花のある生活をプレゼントするのもなかなか粋なのではないでしょうか。
出産祝いを贈るときのマナー
出産祝いを贈る際には、いくつか気をつけておきたいマナーがあります。
間違いなく祝福の気持ちを伝えることができるように、おさえておくべきマナーをご紹介します。
【マナー①】出産祝いを贈る時期
出産祝いを贈るタイミングは、退院後1週間から1ヶ月間がマナーとしては一般的。
これは、赤ちゃんが誕生してから七日目の夜に名前を飾り、その子の健やかなな成長を祈る「お七夜」から、生後1ヶ月後に行う「お宮参り」までの期間がいいとされているから。
出産の報告をうけた嬉しさからすぐにでも贈り物を届けたくなるかもしれませんがが、出産後一番大切なことは、お母さんの体調が少しでも早く回復することです。
相手の方が、産後退院をしてから徐々に落ち着いてきたであろう2~3週間後に贈るのがベストです。
【マナー②】出産祝いの渡し方
生まれたばかりの赤ちゃんは繊細で、些細なことで体調を崩してしまいがちです。
お母さんも、赤ちゃんにミルクをあげたり寝かしつけたりとお世話するのが忙しくて、かなりの寝不足になっているはず。
赤ちゃんに早く会いたいと思う気持ちはぐっとこらえて、出産祝いを直接渡しに行くのは避けたほうがベター。
相手のストレスにならないためにも、出産祝いは宅配便で届けるのが スマートです。
プレゼントには出産を喜び祝福する気持ちと、頑張ったお母さんへの労いの気持ちを綴ったメッセージカードを添えて。
相手が宅配便に対応しやすい時間を事前に確認し、日時指定で届ける心遣いができればなお良いですね。
【マナー③】出産祝いの金額相場
あまりに高すぎてしまうと、お返しの際に相手にも負担がかかってしまいます。
相手との関係がどのようなものかで微妙に変わってくる金額相場ですが、家族・親戚なら10,000円~30,000円程度。
友人や会社の同僚などなら3,000円~10,000円が一般的な出産祝いの相場です。
【マナー④】お花を贈るなら切り花に
出産祝いの贈り物として避けたいのは、鉢植えタイプのお花。
お見舞い・退院祝いに贈る花としても避けた方がいいと言われている鉢植えのお花。
植物が根を下ろしている様子を「根付く」と言いますが、これが「寝付く」という言葉を連想させるために縁起が悪い贈り物とされています。
それは出産祝いとしても同様で、お花を贈る際には必ず切り花をプレゼントしましょう。
また、「お花を贈りたいけれど、体調が万全ではないお母さんにとって水替えなどが手間にならないかな…?」と心配な方は、お花のギフトチケットを贈ってみてはいかがでしょうか。
相手のペースで好みのお花と交換することができるので、出産祝いとしてぴったりですね。
近年増えている妊娠祝いって?
アメリカ発祥の、妊婦さんとこれから生まれてくる赤ちゃんをお祝いするイベント『ベビーシャワー』。
この行事にちなんで、最近では日本でも出産前にお祝いをする人が増えてきました。
ただ、出産前は安定期に入っていてもまだデリケートな時期。妊婦さんがストレスを感じてしまうような贈り物は避けたいものですね。
ここでは、どのような花を贈れば喜んでもらえるのかをご紹介します。
妊婦さんは香りに敏感なため、香りが強い花は避ける
妊娠中の女性の嗅覚は、犬並みに敏感になると言われています。
そのため妊婦さんは、今まで大丈夫だったような臭いを受け付けなくなってしまうこともしばしば。
香水や、お花の匂いで気分が悪くなってしまうという人も多くいるそうです。
せっかく喜んでもらおうと思って贈ったお花が、相手の体調を悪くしてしまう原因になるのは避けたいですよね。
ですので、妊婦さんへのプレゼントとしてのお花は、極力香りがないもの、または香りのきつくないものを選びましょう。
癒す効果がある花は贈り物にぴったり。リラックスアイテムと一緒に
お花は、たとえ小さくても部屋にあるだけで癒しの効果はバツグン。
出産を控えている妊婦さんに妊娠祝いを贈るなら、癒し効果のあるお花とリラックスアイテムを一緒にプレゼントしてみてはいかがでしょう。
相手の方の好きな食べ物や、バスタイムを楽しくしてくれそうなバスセット。
オーガニックなスキンケア用品やマッサージオイルなど、妊婦さんがリラックスしながら体を労われるような贈り物がいいですね。
まとめ
出産祝いに限らず、お祝い事での贈り物のマナーは気になるものですよね。
新しい命が誕生し、母子ともに健康であることを祝うための大切な贈り物。
できれば、間違いなくプレゼントをしたいところ。
新しい命の誕生を祝うギフトとして、癒し効果のある花束はこれ以上ない贈り物となるでしょう。