【アネモネ特集】春を呼ぶ「風の花」アネモネ|神話に彩られた花言葉と、鮮度を保つ毒性ケアのポイント
アネモネってどんなお花?
名前の由来から花言葉、毒性まで詳しく解説
春に花を咲かせるアネモネ。華やかで比較的リーズナブルなため、フラワーギフトとしても人気です。
アネモネの名前は聞いたことがあるけれど、どんなお花なのか詳しく知りたいと思いませんか。この記事では、アネモネの基本情報について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
1. アネモネってどんなお花?|名前の由来は「風」
アネモネは古くから存在しており、ギリシャ神話に関係していると言われています。
アネモネの花名の由来は?
アネモネの花名は、ギリシャ語の「アネモス」が由来です。アネモスには「風」という意味があります。アネモネは春風が吹くころに花を咲かせることから、名付けられたと言われています。イギリスでは「wind flower(風の花)」とも呼ばれているそうです。
アネモネの日本名は?
アネモネの日本名は、以下のとおり3種類あります。
2. ギリシャ神話が紡ぐ「愛と美」の物語
アネモネの花言葉は「愛と美の女神アフロディーテ」が登場するギリシャ神話に由来すると言われています。アネモネの花言葉は、悲しい意味が多いと思われたのではないでしょうか。アネモネの神話はいくつかありますが、そのうちの1つをご紹介します。
キューピッドの矢が刺さったため、愛と美の女神アフロディーテは美少年アドニスに恋をしました。キューピッドの矢が当たると、魔法のように恋に落ちると言われています。しかし、アフロディーテの恋人だったアレスがその様子を知って嫉妬し、自らイノシシになってアドニスを襲います。アドニスはイノシシの牙に突かれて絶命してしまいました。
アドニスの様子を見て悲しんだアフロディーテの涙や、アドニスの血からアネモネが咲いたと伝えられています。このように、アネモネは悲しく怖いギリシャ神話から生まれたと言われています。
はかない恋、恋の苦しみ、見捨てられた、見放された
アネモネの色別の花言葉
アネモネには色別の花言葉もあります。アネモネ全体では悲しい花言葉が多く見られますが、色によってはポジティブな意味を持っています。アネモネをプレゼントする際、意味を伝えてから渡すと、相手に喜ばれるでしょう。
君を愛す
真実、期待、希望
待ち望む
固い誓い
あなたを信じて待つ
※黄色とオレンジ色のアネモネには独自の花言葉がないため、アネモネ全般の花言葉が使われます。
3. 本数に込める「未来への願い」
アネモネには本数別でも花言葉があります。それぞれの意味は以下のとおりです。
明るい未来へ
ずっと変わらない思い
永遠に共に
希望
忘れられない記憶
アネモネには本数にも意味があることを相手に伝えてから渡すとよいでしょう。
4. 贈る際・飾る際の「毒性」への配慮
アネモネは草花系の花です。そのため、ややカジュアルなシーンで多く使われます。大輪タイプは見た目が華やかなため、お祝いなどのフォーマルなシーンで使うとよいでしょう。
また、前述したように、アネモネは花の色や本数によって花言葉が異なります。相手が好きな色を選ぶのも素敵ですが、花言葉の意味を込めて贈るのも喜ばれるでしょう。
アネモネには「プロトアネモニン」という毒があります。茎から出る汁を触ると、水ぶくれやかぶれの原因になります。お手入れの際に相手ができるだけ触らないよう、花束よりもアレンジメントを贈る方が安全かもしれません。
5. 10日間楽しむためのお手入れ術
アネモネのお手入れ方法について解説します。アネモネには毒があります。誤って触ったり、食べてしまったりすると、皮膚炎や口内の痛み、嘔吐や下痢などにつながります。小さなお子様やペットがいる場合は気をつけましょう。
また、葉をちぎったり、茎を切ったりしたときに出る汁に触れると、水ぶくれができてしまいます。お手入れの際は、汁に触らないよう気をつけるか、手袋を使うとよいでしょう。素手で触れてしまった場合は、すぐに水で洗い流し、心配な場合は病院で相談すると安心です。
アネモネはどのくらいもつ?
切り花のアネモネは1週間から10日ほど持つと言われています。高めの気温と光に反応して開花するため、気温が低く暗めの場所に置くと長く楽しめます。茎が空洞で腐りやすいため、水はこまめに取り替えましょう。
水の中で茎を切ると、切り口が広がるため、水揚げがよくなります。
器に水をたっぷり入れ、茎の部分のうち2分の1程度を水に入れて1日置きます。
切り花の先端2〜3センチを焼き、水に入れます。バクテリアの繁殖を防ぎ、給水しやすくなります。
市販の延命剤を水に入れると、バクテリアの繁殖を抑えたり、栄養を補給したりする効果があります。
アネモネの香りはどんな香り?
アネモネにはほとんど香りがありません。香りのない花を室内に飾りたい場合は最適です。
まとめ
アネモネについて解説しました。アネモネは約100種類あり、一重や八重咲きもあります。色の種類も豊富で、魅力的な花の1つと言えるでしょう。切り花だけでなく、球根から育てるのもおすすめです。