【カーネーション特集】色別・本数別の花言葉や選び方・お手入れ・贈る際に気をつけたいこと


フリルのように重なる花びらが華やかなカーネーション。母の日に贈られるお花としての印象が強いですが、1本でも様になる美しさで、さまざまな場面で気軽に楽しめるお花です。

今回はそんなカーネーションを楽しんでいただくために、花言葉などの基本的な情報から、ご自宅でのお手入れの方法、贈る際のポイントなどをまとめてご紹介していきます。

母の日におしゃれなカーネーションを贈るならこちらでカーネーションを取り揃えています。

母の日の花束

カーネーションってどんなお花?

カーネーションの基礎データ

 

カーネーションの基本データ

  • 学名:Dianthus caryophyllus
  • 科名:ナデシコ科
  • 属名:ナデシコ属
  • 原産:南ヨーロッパ、西アジア
  • 開花:4〜6月


赤や白、ピンク、オレンジなどの定番の色に加え、緑色や紫色、くすんだブラウン系のものなど、豊富なカラーバリエーションが魅力的なお花です。お花屋さんでは、年間を通して扱われていることが多いですが、4月頃からは特に豊富な色や種類のカーネーションが出回ります。

中には単色のものだけではなく、白とピンクの掛け合わせなど複色のものも。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。 

カーネーションの色別・本数別の花言葉

カーネーションの花言葉

カーネーション全体の花言葉は、「無垢の愛」。古代より香料として栽培され親しまれていたカーネーションには、聖母マリアが涙を流した地から咲くという伝説があります。「無垢の愛」という美しい花言葉は、カーネーションの持つそんな伝説に由来しているのです。

この花言葉がやがて「母の日に繋がっていきます。

カーネーションを母の日に贈るのはなぜ?理由についてはこちらの記事をご覧ください。


そんなカーネーションの、色別・本数別の花言葉は以下の通りです。

色別の花言葉

白色   :尊敬、純粋な愛、愛の拒絶
黄色   :美、友情、嫉妬、侮辱
紫色   :気品、誇り、気まぐれ
青色   :永遠の幸福
赤色   :感謝、深い愛、母への愛(深紅色:哀しみ)
ピンク色 :感謝、気品、温もり
オレンジ色:思慕、愛

本数別の花言葉

1本 :運命の人
3本 :愛
4本 :愛し続ける
8本 :思いやりに感謝
9本 :永遠
40本 :永遠の愛
50本 :永遠
99本 :永遠の愛
108本:結婚してください

色別・本数別にさまざまな花言葉を持つカーネーション。色や本数の組み合わせ方によって、さまざまなメッセージを込めることができます。ただし、花言葉にはさまざまな由来があるので、黄色や深紅色のカーネーションのように、ネガティブなイメージの花言葉を持ち合わせることも。

心配なときや、お花に込めた想いをしっかりと伝えたいときには、花言葉を書いたメッセージカードなどを添えるのがおすすめです。

カーネション以外も含めて母の日にぴったりな花言葉のお花をこちらの記事でも紹介しています。

カーネーションの選び方・贈り方のポイント

カーネーションの選び方

ここからは、カーネーションの選び方やお手入れ方法、贈る時のポイントなどをまとめてご紹介していきます。

長持ちするカーネーションの選び方

せっかくカーネーションを楽しむのなら、より鮮度の高いものや、長持ちするものを選びたいですよね。そんなカーネーションを見分けるためのポイントは以下の3つです。

茎の状態を確かめる
花びらの色では鮮度を確かめるのが難しいこともあるカーネーション。まずは茎に注目し、茎が緑色のものを選ぶようにしてみてください。茎が茶色に変色していないか、表面がヌルヌルとしていないかを確認しておくと安心です。

ガクの状態を確かめる
ガクの状態も、カーネーションの鮮度を見分ける大切なポイント。ガクの先端まで緑色で、張りのある状態のものを選ぶのがおすすめです。カーネーションの鮮度が低い場合、ガクが茶色に変色していたり、ガクの中がスカスカの状態になっていることがあります。

花びらに色がついていて、蕾が開ききっていないものが◎
「これからたくさんのお花が咲くように、蕾の多いものを選ぼう」と考えることもありますよね。実はカーネーションには、この選び方はあまりおすすめできません。

カーネーションは多くの蕾を付けるお花ですが、それらの蕾の中には空の蕾も多いのです。蕾がたくさん付いているものを選んでも、空の蕾が多いと、あまり多くのお花が咲かない場合も。

購入後にもたくさんの開花を楽しみたいときには、’’花びらの色が確認できる程度に蕾が開いているけれど、まだ開ききっていない状態’’のお花がたくさん付いているものがおすすめです。

カーネーションのお手入れ方法

カーネーションのお手入れ

カーネーションは日光を好みますが、高温と湿気に弱いお花です。明るく風通しの良い場所に飾るようにしてください。

また、比較的日持ちが良いカーネーションは、夏場には7日、冬場は14日程度楽しむことができます。そんなカーネーションをより長く楽しむためのお手入れのポイントは以下の5つです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

不要な葉を取り除く

カーネーションには細長い葉が付いてます。この葉は傷みやすく、お花全体に水分が行き渡らない原因にもなるので、不要なものは取り除くのがポイントです。カーネーションに限らず、多くの切花の葉は水に浸かってしまうとさらに傷みやすくなります。

特に茎を短く切って生ける際には、葉が水に浸ってしまいやすくなるので、注意してみてください。葉を取り除く際には、ハサミでカットするのではなく、付け根に対して葉を手でめくるように取り除く方法がおすすめです。取り残しなく簡単に処理することができますよ。

節が折れないよう注意する

カーネーションの茎には、関節のように太くなっている節(ふし)と呼ばれる部分があります。この節の部分は衝撃に弱く、折れてしまいやすいので、丁寧に扱うのがポイントです。特にラッピングから取る際や葉を取り除くときには節に衝撃を与えてしまわないように注意してください。

茎を切る際には節の上を斜めにカットする

カーネーションの茎を切る際は、節の上をカットするのがおすすめです。切り口から節の間が長いと水の吸収が良くなるので、お花の鮮度を保つことに繋がります。また、水の吸い上げをよくするために、切り口は斜めにカットして断面積を広げましょう。

浅水で生ける

浅水とは、少ないお水で生けること。反対に多めのお水で生けることは深水といいます。カーネーションの茎は傷みやすいので、浅水で生けるのがおすすめです。具体的には、カーネーションの全長の4分の1程度、または3〜5cm程度が目安になります。

こまめに花瓶の水を替える

こまめに水を替え、花瓶を清潔な状態で保つようにしましょう。その際、茎を切って切り口を新鮮にすると、カーネーションがより多くお水を吸い上げてくれます。特にカーネーションは時間が経つと、茎の切り口が傷んでくることもあるので、こまめに茎を切って花瓶の水を替えることが大切です。

カーネーションを贈る際に気をつけるポイント

カーネーションをプレゼント

可憐な美しさと手軽さから、ご自宅で楽しむのにはもちろん、母の日などの贈り物として人気の高いカーネーション。ここでは、カーネーションを贈る際のポイントを3つご紹介します。

ラッピングにこだわる

お花のギフトに欠かせないのがラッピングです。カーネーションはたくさんの色で展開されており、1本でも贈り物として様になるお花。だからこそ、ラッピングとの組み合わせ次第で、さまざまな印象に仕上げることができます。お花屋さんでは、贈る相手のイメージやお花の色味に合わせたラッピングを気軽にお願いしてみてください。

メッセージカードを添える

カーネーションを贈る際のひと工夫としておすすめなのが、花言葉を書いた小さなメッセージカードを添えるというもの。カーネーションに限らず、花言葉にはさまざまな由来があることから、時には選んだお花が予想外のネガティブな花言葉を併せ持っていることもあります。選んだお花の持つポジティブな花言葉を強調したいときや、特に伝えたいメッセージがあるときには、それらの言葉をメッセージカードに書いてお花に添えるのがおすすめです。

渡すまでの保管場所に注意する

カーネーションの切花を長持ちさせるためには、直射日光の当たらない涼しいところに保管することがポイントです。特に花束の場合、水分の蒸発を防いだり、花の呼吸量を抑えるためにも、風通しの良い日陰に保管しておくと、お花の鮮度を保つことに繋がります。

まとめ

可憐なお花、カーネーション。今回はそんなカーネーションの魅力をたっぷりと楽しんでいただくため、色別や本数別の花言葉や、選び方、お手入れの方法、贈る際のポイントなどをまとめました。

年間を通して手に入れることができ、1本でも華のある雰囲気を楽しむことができるカーネーションは、手軽に楽しみやすいお花の1つです。

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