【しめ飾り】いつからいつまでどう飾る?選び方から飾り方・片付け方までまとめました

瞬く間に師走も後半に入り、2023年も、残すところあと僅かですね。あっという間に過ぎた1年間に思いを馳せながらも、新年を迎える準備に忙しくなるこの時期。そんな準備の1つとして欠かせないのがお正月飾りの用意です。1年のはじめにふさわしい、お気に入りのお正月飾りで、気持ちよく新年をお祝いしてみませんか?

今回の記事では、お正月飾りの代表である「しめ飾り」について一挙にまとめました。

・しめ飾りにはどんな種類があるの?
・しめ飾りはどう選べばいいの?
・正しい飾り方や飾る期間は?
・片付け方や処分の仕方は?

これらの疑問を解決して、素敵な1年を迎えるお手伝いができたらうれしいです。

お花・花束と観葉植物の通販LIFFTでは、しめ飾りを季節限定で販売しています。

 

しめ飾りの選び方


この章では、しめ飾りの選び方をご紹介していきます。そもそもしめ飾りとは何なのか、そしてしめ飾りのモチーフにはどんな意味があるのかをまとめています。ぜひしめ飾りを選ぶ際の参考にしてみてください。

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しめ飾りとは?


「しめ飾り」とは、歳神様を迎える家であることを表すしめ縄飾りのこと。

そもそも日本のお正月は、年神様という新年の神様をお迎えするための行事でした。歳神様はお正月に家々にやってきて、幸せを授けるとされています。その歳神様をお迎えするための飾りが、しめ縄やしめ飾りなのです。

「しめ縄」は「ここは神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所です」と示し、不浄なものが入らないようにする、結界の役割を持つもの。神社などで見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

そのしめ縄に、縁起物などの飾りをつけたものが「しめ飾り」です。神社ではしめ縄を張りめぐらせて神様をお迎えするように、一般の家庭でも年神様をお迎えするために、しめ飾りを飾るようになったのです。しめ飾りを結界として施すことで、その内側であるお家が神聖な場所となり、歳神様をお迎えすることができるとされています。
 

モチーフの種類とその意味 

しめ縄にさまざまな縁起物などの飾りを付けた、「しめ飾り」。
しめ飾りに用いられることの多いモチーフと、それらの持つ意味をご紹介します。

椿
「春が来る」ことを連想させ、縁起物とされる

蜜柑・橙
柑橘類は、「橘」が転じて「吉」を意味する

金柑
「吉」「金運」を意味する

南天
「難が転じる」の意味を持つ

松・松笠
松笠には種子が集まっていることから、「子孫繁栄」を意味する

裏白
葉の裏が白いことから「清廉潔白」を意味する
白髪になるまで夫婦仲睦まじく、という意味も持つ

紙垂
「神の降臨」を表す


末広がりの形から「繁栄」を意味する

海老・鶴・亀
海老は腰の曲がった姿から、鶴は千年、亀は万年とそれぞれ「長寿」を象徴する

稲穂
「豊作祈願」を意味する

水引き
「魔除け」「封印」の意味を持つ

 

しめ飾りの飾り方・片付け方


この章では、しめ飾りの飾り方・片付け方をご紹介していきます。

「いつからいつまで飾ればいいの?」
「どこに飾るのが正しいの?」
「お正月が終わったらどうしたらいいの?」…

こんな疑問をスッキリと解決すべく、飾る期間や飾る場所、飾り終えた後の片付け方をまとめています。

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しめ飾りを飾る期間

日本の暦で「正月事始め」とされるのは12月13日。この12月13日以降であればいつ飾り始めても問題ありません。クリスマス期間にはクリスマスのデコレーションを楽しみたいという方は、12月25日以降に飾り始めることが多いよう。また、「八」が「末広がり」の意味をもつことから、特に12月28日は飾り始めに人気の日となっています。

ただし、12月13日以降にはいつ飾り始めても良いとされているものの、縁起が悪いと避けられることの多い日にちも。それが、12月29日と12月31日です。12月29日は29という数字が「二重苦」を連想させることから、12月31日は「一夜飾り」と表現され縁起が悪いとされることから、それぞれ避けられる傾向があります。

しめ飾りを飾る場所

一般的にしめ飾りは玄関ドアや神棚に飾ります。これは、「ここは神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所です」と示し、不浄なものが入らないようにする、結界としてのしめ縄の役目に由来します。

ただし、必ず門口や玄関に飾らなければいけないというものではありません。竈や水道の蛇口(古くは井戸)など、地方によりさまざまな風習があるとされています。

 

しめ飾りの捨て方

しめ飾りを捨てる時期は、地方によりさまざまですが、1月7日頃から片付けられることが多いです。「七草粥」を食べてお正月のお祝いが落ち着いた頃に、お正月飾りも片付ける、と認識されていることが多いよう。飾り終えたしめ飾りの主な処分方法は以下の通りです。

・神社で処分する
「どんど焼き」や「お焚き上げ」で燃やして供養してもらう
「古札納所」に入れる

・自宅で処分する
お塩で清めて新聞紙に包んで処分する

しめ飾りは本来、歳神様をお迎えする神聖な道具。信仰に沿って年神様をお迎えするには、毎年処分し、翌年には新たなものを用意する必要があります。ただし、近年はお正月のインテリアとしてしめ飾りを飾ることも多いですよね。お正月の時期にしめ飾りを飾ることで、気持ちを切り替えたり、お正月らしいお祝いの雰囲気を楽しむことができます。そのような場合には、しめ飾りを使い回すことに問題はないとされています。

しめ飾りの商品例

LIFFTのしめ飾りは、フローリストが1つ1つ心を込めて手作りで仕上げています。
ご自宅用にはもちろん、遠くに住む大切な方へのプレゼントとしても最適です。明るい新年の願いを込めた、おしゃれなしめ飾りと共に、晴れやかな新年をお迎えください。


【正月2023】しめ飾り -金柑-

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金柑を中心に、難を転ずるとされる「南天」や、長寿の象徴とされる松、水引といった縁起物を集め、和室だけではなく洋室などどんな部屋でも合うような色合いに仕上げました。

【正月2023】しめ飾り -五葉松-

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常緑樹で一年中青い葉をつける松は、長寿の象徴として古くから親しまれています。中でも五葉松は、枝が五つに分かれているような葉が印象的で、その特徴的な姿から正月飾りにも大変人気のある松です。そんな五葉松を中心に大王松、ヒカゲノカズラ、南天の実と葉、金柑、さらに椿を飾り付けました。上品な華やかさが目を引くデザインです。

【正月2023】しめ飾り -赤- / -白-

 

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お手軽なサイズのお正月飾りで日本の正月を楽しんでみませんか。伝統的な形を残しつつ、LIFFTらしくスタイリッシュで、どんな部屋にも合わせやすいデザインに仕上げました。

まとめ

今回は、お正月飾りの代表である「しめ飾り」について、選び方から飾り方・片付け方までご紹介しました。晴やかな気持ちで新年をお迎えください。2024年がみなさまにとって素敵な一年となりますように。

 

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