ふわっとした小さな花がたくさん咲く、印象的でかわいらしいカスミソウ。

繊細なレースのような姿で、華やかな花を引き立てる名脇役でもあります。

主に、「無垢の愛」「感謝」「幸福」という花言葉から、ウエディングブーケや祝いの花束に最適な花として愛されています。

こちらの記事では、カスミソウのお花についての基本情報から、花言葉、色別、本数別の花言葉まで紹介します。

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カスミソウってどんなお花？

カスミソウは小さな白い花がカスミのように枝いっぱいにつきます。

フラワーアレンジメントやブーケの名脇役として広く活用されています。

花言葉や花束によく使われる理由、見ごろの季節や種類、育て方のポイントをまとめてみました。

多年草と一年草見分け

カスミソウは、一年草タイプと宿根草（多年草）タイプがあります。一般的に出回っているカスミソウはエレガンス種で、1mほどの高さに育つ一年草で白やピンクの小さな花をたくさん咲かせ、花壇や寄せ植えで使われています。

この他に宿根草で切り花用として利用されることが多い「パニクラータ種」、矯性の「ムラリス」などがあります。

カスミソウの季節・花期

花期：5～7月

1年草は秋に種をまいて苗で越冬し、春に定植して初夏に花を咲かせます。多年草は9月に植えつけか、株分けして翌年花を咲かせます。

カスミソウの花言葉

カスミソウにはいろいろな花言葉があります。主に以下の愛、幸福、感謝に満ちた花言葉です。

「無垢の愛」

「幸福」

「感謝」

贈りものでブーケや花束を作るときに目的別に使い分けると、脇役的な存在だったカスミソウが主役的存在へと生まれ変わるでしょう。

カスミソウの色別・本数別の花言葉

カスミソウには色別、本数別にも花言葉があります。カスミソウをおしゃれに飾ったり、プレゼントで贈る前には、色別・本数別までカスミソウの花言葉を知っておきましょう。

色別の花言葉

カスミソウの元の花の色は白やピンクの品種があります。

それ以外の黄色や青系、赤や紫などは染色液で染めの花となり、それぞれ花言葉も違うのでプレゼントする際などの参考にしてみてください。

本数別の花言葉

カスミソウに限らず、花を贈るときは本数ごとに意味があります。

特にカスミソウは、細かい花のため1本だと華奢なイメージを持たれてしまいがちなので、何本かまとめたり他の花に添えて贈るのも良いでしょう。

カスミソウを贈る際のポイント

花束やブーケで他の花を引き立たせる脇役的存在だったカスミソウ。

近年はカスミソウ単体でのギフトブーケやアレンジメントも販売されていますが、プレゼントとして使う時には注意が必要です。

カスミソウ自体が細かい花であるため、シンプルでおしゃれと感じる人もいればメインの花がないとカスミソウだけでは物足りないと感じる人もいることが予想されるため、カスミソウをプレゼントする際は他の花と組み合わせて贈る方が良いでしょう。

花束やブーケ、アレンジメントやリースで贈るのがおすすです。

カスミソウのお手入れ方法

カスミソウは種から植えるのは難しいとされているので、苗から育てるのをおすすめします。

苗は茎が太く出来るだけ葉が元気なものを選ぶようにしましょう。定植は開花時を避けた3月～4月、もしくは9月～11月が適しています。

地植えでもプランターでもどちらでも育てられますが、カスミソウは移植を嫌うため植えつける際は地植えかプランターか決めてから植えつけるようにしましょう。

カスミソウは乾いた環境を好むため、水やりは月に数回程度で、根腐れをおこさないように注意しましょう。

カスミソウはドライフラワーにも適しています。

ドライフラワーにするときは、カスミソウの束を1本ずつばらして、茎を麻ひもなどでくくり付け、風通しの良い室内や軒下に釣るしておくと2週間ほどで完成です。

カスミソウの注意点

カスミソウはさまざまな種類や品種が多く、それぞれに花の色や形、草丈の違いなど個性が異なります。

ガーデニングや寄せ植え、花束用やドライフラワーなど用途に合わせて品種の使い分けをしながらお気に入りのカスミソウを見つけて楽しんでみましょう。

購入時はつぼみが多すぎるものは避けた方が良いでしょう。

花が多く、つぼみの状態が多いものはつぼみに栄養が摂られてしまい栄養が足りなくなり、萎えてしまいやすくなる可能性があるため、お店で購入する時はつぼみが少なめのものを選ぶと、長時間楽しめるでしょう。

まとめ

本記事では、カスミソウの花言葉や気軽に育てるためのポイントをご紹介しました。

素敵な花言葉を持つカスミソウは、贈りものにもピッタリですし、お部屋をおしゃれな空間に演出してくれます。

カスミソウを花屋さんで購入して贈りものに活用する時や、ご自身で苗を購入して育てる時にはぜひ、本記事を参考にしていただければ幸いです。