花束とブーケの違いとは?意味・形・シーン別の選び方を花屋が解説
花束とブーケ、実は意味が少し違います
花束とブーケという言葉を、普段何気なく使っている方も多いのではないでしょうか。
実はこの2つ、言葉の由来は同じでも、日本では使われ方に違いがあります。
シーンや飾り方にも関係してくるため、違いを知っておくと、お花屋さんでのオーダーや贈り物選びがぐっとスムーズになります。
▼ おしゃれでSNS映えする花束・ブーケのフラワーギフトを全国宅配
ブーケはフランス語で「花束」
ブーケ(Bouquet)は、もともとフランス語で「花束」を意味する言葉です。
男性が女性に想いを伝えるために花を束ねて贈ったことが、ブーケの始まりとも言われています。
そのため、言葉の意味だけを見ると花束もブーケも同じ。
しかし日本では、形状や用途によって使い分けられるようになりました。
▶︎ 気品溢れる赤バラを贅沢に束ねたモダンブーケ
Elegance L ¥11,000
日本での「花束」と「ブーケ」の違い
どちらも花を束ねたものですが、日本では主に以下の点で区別されます。
「花束」と「ブーケ」の違いについて、詳しく見ていきましょう。
茎の長さの違い
一般的に
- 茎が長いもの:花束
- 茎が短いもの:ブーケ
と呼ばれます。
花束は、正面から見たときの見栄えを重視し、茎も含めて花の姿を楽しむデザイン。
生け花の文化がある日本らしい束ね方とも言えます。
一方ブーケは、茎を短く揃え、花の美しい部分を主役にしたデザイン。
西洋的な考え方をベースにした束ね方です。
形状の違い
花束とブーケでは茎の長さが異なるため、それに合わせた形状となり、シルエットにも違いがでてきます。
花束
- 縦に長いシルエット
- 正面が決まっている
- 背面はラッピングされている
→ ワンサイドブーケと呼ばれることも
ブーケ
- 横に広がるコンパクトな形
- どの角度から見ても美しい
- 丸い形のものはラウンドブーケとも呼ばれる
シーン別|花束とブーケの使い分け
花束もブーケも、お祝いや感謝の気持ちを伝える際に利用されますが、それぞれに適したシチュエーションがあるため、知っておくと良いでしょう。
花束が向いているシーン
- 式典・発表会・送別会
- 冠婚葬祭
- 目上の方へのお祝い
ボリューム感があり、華やかで、フォーマルな場に適しています。
ブーケが向いているシーン
- 誕生日や記念日
- 食事会やカジュアルなお祝い
- 日常的なプレゼント
飾りやすく、デザイン性も高いため、気軽に贈りやすいのが特徴です。
シチュエーションによる明確な決まりはありませんが、一般的に上記のように分かれていることが多いでしょう。
飾り方の違いも知っておくと安心
花束とブーケは茎の長さや形状が異なるため、もらった後の飾り方にも違いがあります。
それぞれラッピングを外して花瓶にいけますが、デザインによってそのまま飾ることができない場合も。
花束とブーケを受け取ったあとの扱い方についても、ご紹介します。
ブーケはそのまま飾れることが多い
茎が短く、全方向から美しく見えるため、花瓶に入れるだけで様になります。
テーブルの中央にも置きやすいのが魅力です。
花束は花瓶に合わせて調整する
茎が長いため、花瓶の高さに合わせてカットが必要。
ボリュームがある場合は、複数の花瓶に分けて楽しむのもおすすめです。
花束とブーケどっち?シーンごとに違う渡し方
ここでは、弔事・お祝い事・結婚式など、このシーンではどっちが良いの?という方に向けて、シーンごとにどちらを選んだ方が良いか確認していきましょう。
弔事なら花束を
弔事や仏事などのお悔やみの場面では、花束を選ぶのが一般的です。
ブーケはカジュアルな印象があるため、葬儀や法事には向きません。
花束のほか、アレンジメントを贈るケースもありますが、
基本的にはお花屋さんに相談すれば、場面に合った提案をしてもらえるので安心です。
▶︎ お悔やみやお供えのお花は、故人を偲ぶ気持ちを伝える贈りもの
お祝い事では花束を選ぶ
花束はボリュームがあり、正面から見たときに華やかで見栄えがします。
舞台や発表会、歓送迎会など、人前で渡すシーンにも最適です。
特に、かしこまったお祝いや目上の方への贈り物、
会社関係のお祝いでは、花束の方がフォーマルな印象を与えます。
▶︎ 清涼感あふれる爽やかな花束
ガーベラの花束 M ¥5,500
カジュアルに渡すならブーケ
ブーケはコンパクトでおしゃれな印象があり、
友人とのお祝いの席や食事会など、カジュアルなシーンにぴったり。
どの角度から見てもお花が美しく見えるため飾りやすく、
デザイン性を重視したい場合や、個性的なお花を取り入れたい場合にも向いています。
▶︎ 凛とした雰囲気が魅力の花束
カラーの花束 M ¥6,050
結婚式のウェディングブーケ
ウェディングブーケは、花嫁のスタイリングに合わせて
どこから見ても美しく、持ちやすくデザインされる特別なブーケです。
定番はラウンドブーケですが、
キャスケードブーケやクラッチブーケなど、デザインによって印象も変わります。
▶︎ ふわりと柔らかでナチュラルな印象の白バラのブーケ
Purity ¥8,250
プレゼントならどちらでもOK
プレゼントとしてお花を贈る場合、
花束・ブーケのどちらでなければならない、という決まりはありません。
贈る相手やシチュエーションに合わせて、
気持ちが伝わる形を選ぶことが何より大切です。
ウェディングブーケと通常のブーケの違いは?
ウェディングブーケは、結婚式という特別な日のために作られる一点もの。
衣装や会場、テーマに合わせてデザインされ、見栄えを保つための補強や開花調整など、通常のブーケ以上の工程が加えられます。
その分、価格は高くなりますが、花嫁にとって欠かせない大切な存在です。
フラワーアレンジメントとの違いは?
フフラワーアレンジメントは、器やカゴにお花を挿してデザインするスタイル。
受け取ってすぐ飾れる手軽さが魅力で、花束とは異なる贈り方として人気があります。
ドライフラワーにも花束とブーケがある
近ドライフラワーでも、茎の長さやデザインによって花束・ブーケの違いはあります。
事前にイメージを共有しておくと、より理想に近い仕上がりになります。
まとめ
花束もブーケも、想いを伝えるための大切な贈り物。
違いを知っておくことで、シーンや相手によりふさわしい選択ができます。
迷ったときは、ぜひお花屋さんに相談しながら選んでみてください。











