【植物図鑑】クワズイモ|LIFFT
実は明るいところが好き! クワズイモの特徴と育て方
大きな葉っぱがチャーミングなクワズイモ。
おしゃれに「アロカシア」と呼ばれます。
サトイモの仲間で、アジア全般に70種類ほど自生しており、日本では沖縄や小笠原諸島に3種類ほど仲間がいます。
クワズイモは「耐陰性が強く、室内向き」として紹介されることがありますが、実際は明るい場所が大好きな植物。暗いところでは、葉っぱがダラリと倒れてきてしまいます。
光が足りないとどんどん葉が倒れてしまうので、室内で育てるときはできるだけ明るく、かつ直射日光は当たらない場所に。
環境の変化や成長の過程で葉を落とすことがありますが、慌てることはありません。基本の育て方を間違えなければ、新しい葉が出てくるので見守ってあげてください。
名前 : クワズイモ
別名 : アロカシア
学名 : Alocasia odora
英名 : Alocasia
科名・属名: サトイモ科・アロカシア属
原産地 : 中国、台湾、東南アジア、インド、日本
原産地地図:

環境 :熱帯雨林の下層
日当たり :直射日光を避ける。多湿をやや好む。
置き場所 :半日陰 (レースカーテン越しなど)
クワズイモの栽培方法
日当たり
クワズイモの自生地は熱帯雨林の中でも、木の陰になるような日光が遮られやすい場所。そのため直射日光が苦手なので、特に注意しましょう。
置き場所
クワズイモは窓のある明るい部屋であれば、比較的少ない光でもよく育ちます。ただし、直射日光は絶対に当たらないようにしましょう。
また、光が不足すると葉が倒れてくるので気をつけましょう。
屋外であれば、直射日光の入らないベランダなどが向いています。
水やり方法
基本の水やり方法は「土の乾き具合をチェックして、乾いていたら水やりをする」。
気温が高くなると、土が乾きやすくなるので、水やりの回数は増えます。気温が下がると土が乾きにくくなるので、水やりの回数が減ることがあります。
しかし、季節が変わっても、常に「土が乾いたタイミングで水やりをする」という方法が正しい水やり方法です。
季節別
| 春の水やり方法
春になって気温が高くなると、植物の活動が活発になり、水分をたくさん吸収します。水切れに注意して、鉢土が乾いていたらたっぷり水やりしましょう。
| 夏の水やり方法
気温の高い夏は観葉植物が最もよく成長するので、水分もよく吸収します。鉢の土がすぐに乾いてしまうので、水切れに注意してください。こまめに乾き具合を確認して、乾いていれば水をやります。
朝に水やりをすると、日中の気温上昇によって、土の中の水の温度が高くなると、根にダメージを与えてしまいます。そのため、夕方以降、気温が下がってきた時間帯にたっぷりと水をあげるようにしましょう。鉢の底穴から水が出てくるまでが目安です。
| 秋の水やり方法
秋になって気温が低くなってくると、植物の成長が緩やかになります。水分の吸収も弱まるので、水やりは控えめにしましょう。土を触ってみて、湿っていたら水やりをしないようにしましょう。
| 冬の水やり方法
冬は寒さで観葉植物がほとんど成長しなくなります。寒さの中では水分もほとんど吸収しないので、乾かし気味に保って根腐れしないようにします。暖かい室内に置いている場合は、土の乾き具合を確認して、乾いていれば水をやります。
| 葉水
観葉植物の多くは湿度が高い環境を好むので、葉っぱに霧吹きで葉水をかけてあげましょう。葉っぱがイキイキとします。乾燥しやすい冬は特に、葉水の頻度を高くして観葉植物の湿度を高く保ちましょう。
夏の管理と注意ポイント
夏は観葉植物にとって気温も湿度も高いので、成長しやすい季節です。しかし、水切れ、風通し不足で観葉植物が腐る、ハダニ被害、紫外線で葉焼けしてしまうなどのトラブルが発生しやすくなります。
またエアコンの風が観葉植物に直接当たると葉っぱの先が茶色く枯れる原因になるので避けましょう。
冬の管理と注意ポイント
冬は気温が低く、乾燥しやすいので観葉植物が弱るトラブルが多くなります。水のあげすぎで根腐れしたり、葉っぱが乾燥して茶色く枯れてしまうことも。
観葉植物は寒さに弱いので、気温は目安として10度以下になったら、屋内に入れましょう。観葉植物は乾燥に弱いので、暖房の風は直接当たらないようにしましょう。乾燥対策で、霧吹きでの葉水をこまめにし、加湿器を使うのもオススメです。
梅雨の管理とポイント
梅雨は温度と湿度が高いので、蒸れて観葉植物にカビが生える原因になります。部屋の換気をしっかりしましょう。
クワズイモが葉っぱを落とした! これは弱ってしまったの?
購入したクワズイモを家の中に置き始めると、葉を落とすことがあります。
これは植物が環境の変化に適応するための反応。
そのまま基本の育て方で見守ってあげましょう。
育て方を間違えたり、置き場所に問題がなければ、新しい葉が出てきます。
知っておきたいクワズイモの豆知識
瑞々しい茎が魅力のクワズイモですが、剪定の際にはちょっとした注意が必要です。
茎の切り口から出る透明な樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれており、肌が弱い方はかぶれてしまうことも。
プロが剪定を行う際も、念のため手袋を着用することが多いです。安全に楽しく、グリーンのメンテナンスを行いましょう。
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監修者紹介
植物は、空間を整えるだけでなく、そこにいる人の気持ちや行動にも静かに影響します。 暮らしの背景や価値観は人それぞれだからこそ、その人にとって自然に馴染む「心地よさ」を探す視点を大切にしています。
